魅力翻訳家STORY(2)

【就職、退職、独立:レールから降りて自分の道へ】

 

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お金さえ溜まればいいや…という程度で就職した私ですが、

入社後6ヵ月で、何でもかんでも任される立場になりました。

しかし、徐々にストレスが重なってしまい、体がもたず、

結局、入社してわずか1年半で、退職を決意します。

 

大学卒業前、就職活動をまともにしなかった私も、

さすがに、自分のキャリアを真剣に考えざるをえなくなりました。

どうしよう。私は何をしたらいいんだろう。何ができるんだろう。

 

一生懸命自分と向き合った結果浮かんだのは、「言葉」でした。

伝えたいことが伝わる、的確な言葉を見つける作業が楽しいんだ。

 

ライターや編集などの仕事も考えましたが、

積み上げてきた英語のスキルを捨てきれず、翻訳という仕事を選択。

翻訳学校で勉強し、翻訳関係のアルバイトで経験を積んで、

2007年、フリーランスの翻訳者として独立します。

 

とにかく大量の英語と日本語を読み書きする毎日が始まりました。

翻訳という仕事は、外国語だけでなく、日本語力も問われる仕事です。

「読みやすい文章」「誤解なく伝わる文章」に、自然と敏感になっていきました。

 

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独立と同じ頃、もう1つ大きな転機がありました。

「人として失格」…社会に出ても自己嫌悪のかたまりだった私ですが、

自分を何とか変えたいと、この頃、心理学の世界に足を踏み入れます。

そこで教わったことは、「自分を愛すること」の大切さでした。

 

自分を否定し続けてきた私には、さっぱり理解できないことでしたが、

徐々に自分を受け入れられるようになると、たしかに大きな変化が起きました。

苦手だった人間関係の悩みが消えていき、仕事も順調に回りはじめ、

日々を満たされた気持ちで、安定して過ごせるようになっていったのです。

 

「自分を愛することの大切さを、もっと伝えていきたい」

 

そのためのツールとして、2009年にカラーセラピーの資格を取得。

翻訳の仕事をしながら、カラーセラピストとして活動を開始します。

 

もともと人の話をじっくり聴くのが得意で、身内はもちろんのこと、

年上の知人の相談事まで、10代の頃から一手に引き受けていた私。

想いに後押しされて始めたセラピスト業は、とても楽しいものでした。

 

 

→(3)につづく