魅力翻訳家STORY(1)

【子ども~学生時代:「人」として見てもらえる居場所を求めて】

 

chibichie

言葉を覚えるのが早い子で、英語も早々に習い始めていました。

そのせいかどうかは知りませんが、小学1年生の通知表に、

「発言が的を射ている」などと書かれていた記憶があります(笑)。

言葉の強さは、たぶんほとんど生まれつきです。

 

小中学校では、いわゆる優等生で、先生や親の期待通りの子でした。

そして、周りからの評価も、基本的には勉強に関するものばかり。

「あなたはまじめだから」「あなたは頭が良いからいいじゃない」などと、

友達の輪に入れてもらえなかったり、友達の親から嫌味を言われたことも。

 

「私はテストの点数でしかない」「人としては見てもらえない」…。

「自分は勉強以外に何もできない子」だと思い込むようになります。

 

誰も知り合いのいないところに行きたい。成績が目立たなければいい。

私は地元の中学を出て、知り合いのいない都内の高校に入学しました。

 

環境が変わり、成績の面では、以前のように目立つことはなくなりました。

しかし、同じ関東とはいえ、田んぼに囲まれた学校で育った私。

都会で裕福に育った人たちとの日々は、カルチャーショックの連続でした。

小中学校時代とはまた別の理由で、居場所のなさを感じることになり、

どこにもなじめない自分を、「私は人として失格だ」と責め続けます。

 

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「日本に私の居場所はないのかもしれない」

大学に入って、オーストラリアへの留学も経験しました。

たしかに、日本に帰りたくない!と思うほど気に入ったのですが、

現地の友達を作れたわけでもなく、居場所はやっぱり感じられなかった。

 

「人として失格」という想いが強く、就職活動をする自信もなかったため、

逃げ半分、本気半分で「オーストラリアの大学院に行きたい」などと考え、

お金を貯めるために、とりあえずパートの英会話講師として就職しました。

 

 

→(2)につづく