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自分らしさとは、自分のすべてを集めた「束」なのだと思う。

25 11月 16
魅力翻訳家CHIE
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私がフルタイムの会社員をしていた期間、たった1年半。

 

その1年半の間に、生徒に英語を教え、先生の面接をし、研修をし、給与査定もしていた。

電車に乗るとお腹が痛くなって、まずトイレ直行。食事がとれなくなって、身体が壊れて辞めたのでした。

朝起き上がるのに苦労する時期もあったな。それでも行くのが仕事だ!って思ってたので頑張ったけど。

 

「それだけいろんな経験をしたんだから、必ず活きるよ」

 

人生の先輩たちは、みんな口々にそう言っていた。

大学を出たばかりにしては、たしかにいろんな経験をさせてもらったけど、

まあこっちとしてはそれどころじゃないし、次のキャリアを考えないといけないし、

頭ではなんとなく理解していたけど、心の底からそう思うほどの余裕はどこにもなかった。

 

昨日、電車の中でふと、そんな23歳の私のことを思い出した。

そう、お腹が痛くなりながらも、いろんなことに振り回されながらも、必死で働いていた頃の私。

 

10年以上経って、あの頃のことって、実はろくに覚えていない。きつかったはずなんだけど。

頭で記憶してることはあるけど、きつさはもうリアルに思い出せない。現実だったはずなのに。

 

人は忘れる生き物。本当によくできてるなと思う。

 

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でも、あれが現実だった何よりの証拠は、たぶん私の中にごりごりと彫り込まれている。

 

3歳から80歳まで、幅広い年代の人たちに教えた経験がなかったら、

自分でセミナーを開いたり、曲がりなりにも企業研修で教えたりできただろうか?

講師業や面接、研修、査定を通して、徹底的に人を見るという力を養っていなかったら、

人の本質を見抜かなければいけない今の仕事は、成立していただろうか?

 

経験の真っ只中にいるときは、「これが何の役に立つのか」なんてわからないことも多い。

無理に苦しい経験をする必要なんてないけど、わざわざ身体を壊す必要なんてないけど、

今の苦労がいつどこで役に立つかわからない。そのときにならないと役に立ってることさえわからない。

 

12年前の自分は、どこかに自分にとって完璧な世界があるような気がしていて、

今すぐそこにたどり着きたい、たどり着かないといけない、そう思っていた気がする。

何でもかんでも自分の思い通りになる世界というのは存在しないけど、

思い通りにいかない世界を楽しむ余裕ができるのが、年を重ねることなのだろうか。

いちいち目くじらを立てるでもなく、かといってすべてを諦めてしまうのでもなく。

 

いずれにしても、今日は必ず明日につながっている。

少なくとも、私の12年前は、ちゃんと今につながっていた。

 

楽しかったこと、苦しかったこと、役に立ったと明確に思えること、思えないこと、

大きなことから小さなことまで、自分の人生にかかわるすべての物事を束ねたものが、

自分らしさであり、オリジナルなんだろうな、と思う。

 

だから、生きている限り、束が作れない人はいない。

自分らしさがよくわからないという人は、たぶん束にしてみたことがないだけなんだよね。

 

 

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