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【文章力の基本】印象に残る文章を書く方法。

26 1月 15
魅力翻訳家CHIE
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新刊ではないのに書店で平積み率が高く、ロングセラーだと思われる文章本の1つが、

文章力の基本』(阿部紘久著、日本実業出版社)です(私調べ)。

 

文章力の基本 阿部紘久 日本実業出版社

 

この本では、「文章力の7つの要素」として、以下のものが挙げられています。

  1. 着想力
  2. 連想力
  3. 優先順位の判断力
  4. 構造的に把握する力
  5. 創造性・独自性
  6. 人間理解力
  7. 言語表現力

 

つまり、これだけのスキルを同時に発動させてるんですね、文章を書くときって。

(私が「考えてから書く」ように指導するのは、そうしないと同時にやることが多すぎるからです)

 

これだけの力をすべて高めようと思うと大変そうですが、ちょっと見方を変えて。

これだけたくさんの要素があるのだから、苦手なものが少しぐらいあったとしても、

どれか1つでも得意なものがあればカバーすることができてしまうのでは?

 

例えば、「文章が苦手」とおっしゃる方のお悩み第1位とも言えるのが、

「ボキャブラリーが少なくて、言いたいことを的確に言葉にできない」というもの。

これは、上の「文章力の7つの要素」では、7番の「言語表現力」にあたります。

 

でも例えば、面白いネタを探し出すのが得意な(=着想力に優れている)人なら、

「ネタがとても面白いから語彙不足なんて誰も気づかない」ということだって十分考えられます。

変にできないことを気にするよりも、かえって突き抜けた個性的な文章が書けるはず。

 

これ、人間本体と同じですよね。

欠点ばかりに目をやるのではなく、強みや魅力に目を向けて活かせば、

欠点は気にならなかったりしますし、むしろチャーミングに見えたりするもの。

 

いろいろな力を使って書くのが文章なのだとしたら、反射的に「苦手…」と思わずに、

自分が得意なスキルを盛大に活かして書けばいいだけの話なんです。

ビジネスに自分の強みや魅力を活かすように、自分の文章の強みや魅力を知っておいて、

それを活かせるような書き方をすれば、個性の際立った印象に残る文章が書けてしまう。

 

そのためにも、「自分を知る」「自分を見つめ直す」のと同じように、

「自分の文章を知る」「自分の文章を見つめ直す」べきじゃないかなと私は考えています。