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「ポジティブ」の本当の意味。

10 9月 14
魅力翻訳家CHIE
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「ポジティブ」という言葉。日本語に訳すと「前向き」。

 

当たり前のように使われていて、絶対的に良いことだと思われているようだ。

たしかに、前向きな人のほうが付き合いやすいし、見ていても気持ちがいい。

 

問題は、「絶対的に」なってしまうと、人は苦しくなるということ。

 

常に前向きにいよう、いたほうがいい、いるべきだ、いなければ…。

悲しんではいけない、落ち込んでもいけない、怒ってもいけない、

物事の悪い部分は見てはいけない、良い部分だけに注目しなければいけない…。

 

こんなふうに、ポジティブに縛られている人が多い気がしてならない。

 

ポジティブという言葉の意味を、勘違いしていないだろうか。

ポジティブでいるということは、ネガティブを感じないことではない。

ネガティブの後に、また前を向いて歩きだせることだと思う。

 

人間、泣きたい日もある。落ち込む日もある。

そんなときに無理に笑おうとしても、かえって心にしこりが残る。

だいたい、さまざまな感情が生まれるのはごく当たり前のことだし、

感じてはいけない悪い感情なんて、1つも存在しないのだ。

 

泣きたい日は、気が済むまで泣いたらいい。

落ち込んだ日は、気が済むまで落ち込んだらいい。

前を向くのは、その後でも十分間に合うのだから。

 

私自身、残念ながら毎日女神のように笑っていられるほど「できた」人間ではない。

だからこそ、どんな感情も、まずは感じて受け止める。

落ち着いたら、違う切り口から物事を観察してみる。

気持ちを切り替えて、1歩踏み出せるように考え方を変えてみる。

そんなことを繰り返しながら、これからも生きていくのだと思う。