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もしあなたのブログがあぶり出しだったら。

19 6月 14
魅力翻訳家CHIE

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想像してみて。

 

あなたのブログ、実は誰にも見えていないことがわかった。

画面を火であぶらないと、文字は浮き上がってこない。

まさかブログがあぶり出しなんて、知っている人はほとんどいないはずだ。

何を書いても、他人に読まれてしまう確率は低いだろう。

 

誰にも読まれないとわかったら、あなたはどんなことを書くだろうか。

 

今までのブログと全然違うことを書く?同じこと?

人が読むから…と遠慮していたような毒を吐く?

秘密にしていたことを思い切って書いてしまう?

 

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中学生のとき、文章で人を泣かせたことがある。

 

あの作文は、まさに「誰にも読まれないはず」と思って書いたものだった。

提出期限ぎりぎり、先生しか読まないだろうから何でもいいやと思って、

それまで封印していた心の奥の叫びを、原稿用紙に思い切りぶつけた。

 

その作文は、文集に掲載され、授業中に読み上げられた。

友人は読み上げられたその作文で私の本音を知り、泣いた。

 

伝わるってこういうことか。人生で初めて、強く実感した。

 

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心にあるものがまっすぐ吐き出されたときの力は、計り知れない。

建前とか邪念とか世間体とか、余計な壁がないのだから。

 

読まれるときと読まれないときで、書きたいことが違うのだとしたら。

それは人目を気にするあまり、自分で壁を作っているのではないだろうか。

心の中が知られては困る、本音が伝わりませんように…と。

 

当然、心の中をさらけ出すのは勇気がいる。

中学生の私だって、読み上げられるとわかっていたら、

あの内容は絶対に書かなかった。もっと無難なことを書いていた。

でも、その勇気が、見える景色を変えてくれるのは確かだ。

 

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